層別分析とは、製品や事業などの効果的・効率的な改善を行うために、代表品目を選別することで改善対象を しぼり込む手法です。ABC分析・PQ分析、類似性分析、ポートフォリオ分析があります 。
1)ABC・PQ分析
製品・部品などを売上げ高や生産量の大きい順に並べて、ABCの3階層に分けることによって、大きい順に適用する手法を用いるための整理方法である。適用範囲は以下のように広くなっている。
- 生産管理 : 在庫の層別管理
- 生産技術 : 生産ライン構築の際の生産タイプの使い分け
- 生産企画 : コストダウン・廃止対象製品の層別
- 購 買 : 仕入高・外注先の分析
- 営 業 : 得意先・販売ルートの分析
2)類似性分析
多様化の時代に、個々の製品や部品を一点ずつ分析・改善するのは得策ではない。製品・部品群などから似たものを集めて、その中から代表を選抜し、分析・改善を行うのが類似性分析である。
3)ポートフォリオ分析
ABC・PQ分析は、売上高または生産量という一つの側面から分析するが、ポートフォリオ分析では、成長率とシェア、利益率と付加価値率のように2つの側面から、対象事業、製品、部品、得意先を分析する。 ポートフォリオ分析は、事業戦略、投資分類、重点開発アイテムと差別化製品の選択、重点顧客の選択と営業資源配分などに活用される。