新製品開発または既存製品の改善時に、目標原価を決めコストダウンをするときに用いるソフトです。
新製品を開発する段階から原価を作り込む「原価企画」はPLAN―DO―SEEの管理サイクルを一巡するものですが、本ソフトはPLANの部分に適用するソフトです。コストダウン対象の絞り込みと、あるべき原価である理想目標原価を追求する点に特徴があります。
1)目標売価・利益率の設定
原価企画は目標売価の設定から始まる。製品タイプと市場性の入力により目標売価の決定要因が導き出され、需給関係の要素を定量化し算定することによって、取るべき価格政策と目標利益率が導き出される。
2)見積原価(実力値)の設定
目標原価を設定するために、現状いくらの原価でできるかの見積をして実力値を算定する。実力値と目標原価の差は、現状技術力とあるべき技術力とのギャップであり、今後チャレンジするコストダウン額を示す。
3)目標原価の設定
「見積原価の設定」で入力した見積材料費・加工費の、金額の大きな順にコストダウン重点ユニットの絞り込みが可能となる。また、機能分析で究極の原価である理想目標原価を決定し、目標原価を担当者別に割り当てる。
4)改善計画書の作成
以上の手順により導き出された目標材料費・加工費・コストダウン目標値をもとに、改善計画書を責任者別にアウトプットする。各人に改善方針と改善内容を記載してもらうことによって改善活動につなげる。