
| 第1章 ムダとは何か | |
| 1-1 役に立たたないことに使われたモノや時間 | |
| (1) せっかくやったのに「ムダ」だった | |
| (2) もったいないは「ムダ」をすること | |
| (3) ムダは自然になくなるか | |
| (4) 循環型社会にムダはない | |
| (5) 取っても使わないデータは取らない | |
| 1-2 アウトプットにつながらないものはムダ | |
| (1) 何をアウトプットするか | |
| (2) 顧客が買ってくれる製品を作りだす | |
| (3) 過剰な品質や機能の製品を作っていないか | |
| (4) 納期・リードタイムはどれくらいか | |
| (5) 生産量に見合ったラインになっているか | |
| (6) 売値を決めてからいくらで作るか | |
| 1-3 限られた資源を有効に使う | |
| (1) なぜ高い安いと感じるか | |
| (2) どちらの蛍光灯が安いか | |
| (3) 価値の高いものにお金をかける | |
| (4) 人生にはムダはないか | |
| 第2章 誰がどんなムダをしているか | |
| 2-1 改善してとるムダと管理してとるムダがある | |
| (1) 兎と亀はどちらが速いか | |
| (2) 改善してとるムダと管理してとるムダ | |
| (3) 役割分担を決めてムダをとる | |
| (4) 設計・製造方式による仕事のやり方のムダ | |
| (5) 製造管理・作業員による管理のムダ | |
| (6) ムダを見つけてみよう | |
| 2-2 生産要素の最適な組み合わせがある | |
| (1) ムダとり改善はIEの技術で | |
| (2) IE技術を使ってできるムダとりは何か | |
| (3) 人・材料・設備・エネルギーの組み合わせのムダ | |
| (4) 洗濯をするときの組み合わせは | |
| (5) 洗濯をしているときもムダがある | |
| 2-3 どのように最適組み合わせを作るか | |
| (1) 技術段階で生産要素の最適組み合わせを | |
| (2) ドアは自動的に開くか | |
| (3) 製造段階での生産要素の組み合わせ | |
| (4) 負荷=能力にするアクション | |
| 第3章 ムダとり改善には原則がある | |
| 3-1 ムダとりはどこから攻めるか | |
| (1) あなたはムダを見る目がどれくらいあるか | |
| (2) 目で見て見えるムダから改善する | |
| (3) 見えないムダには何があるか | |
| (4) 量的判断から質的判断をして対象を決める | |
| (5) 量的に多いものはムダとりの対象 | |
| 3-2 基本機能だけでできるのがベスト | |
| (1) ムダとりのムダをしないために | |
| (2) あるべき姿を求めるとムダが見えるようになる | |
| (3) 現状とあるべき姿のギャップがムダ | |
| (4) リーン生産は基本機能の追求から | |
| 3-3 改善検討と着想の原則を使う | |
| (1) 三現主義からデータを取るまで | |
| (2) 改善するときは作業レベルの高い順に | |
| (3) 5段階の作業レベルがある | |
| (4) 改善の検討の原則(5W1H) | |
| (5) 改善の着想の原則(改善は止めることから) | |
| (6) 改善をするときの原則の適用順序 | |
| (7) ブレーンストーミングでアイデアを出す | |
| (8) アイデアを出すときの約束事 | |
| (9) プログラムの改善で加工時間は1/3に | |
| 第4章 材料のムダを改善する | |
| 4-1 材料のムダを見えるようにする | |
| (1) 材料にはどのようなムダがあるか | |
| (2) 投入した材料はどこでムダになるか | |
| (3) 歩留ロスとは何か | |
| (4) 材料にはどれくらいムダがあるか | |
| (5) 製造歩留はどれくらいあるか | |
| 4-2 材料のムダはどこまで改善できるか | |
| (1) 基本機能だけでできる材料がベスト | |
| (2) 使い捨てライターの材料のムダ | |
| (3) 部品点数の多い設計になっていないか | |
| 4-3 技術歩留のムダを改善する | |
| (1) パンの耳をとると50%しか残らない | |
| (2) 木材の歩留率は25%か | |
| (3) 材料どりのムダとネスティング | |
| (4) たんざく代・送り・ピッチ間隔のムダをとる | |
| (5) バリ・抜き代のムダをとる | |
| (6) 後端・掴み代・突っ切り代のムダをとる | |
| (7) 気化・液化・減耗によるムダをとる | |
| (8) 設備に付着するムダをとる | |
| (9) 数量限定・試打ちによるムダをとる | |
| 第5章 材料のムダを管理する | |
| 5-1 製造歩留のムダをとる | |
| (1) 寿司1巻のシャリは450粒が標準か | |
| (2) 歩留率は100%を越えることができる | |
| (3) 製造歩留ロスは製品1個に含まれる材料のムダ | |
| (4) オーバー目に入る出荷重量のムダ | |
| 5-2 要求条件に合わない不良のムダをとる | |
| (1) 不良は要求条件の不一致から生まれる | |
| (2) 不良ゼロをどのように達成するか | |
| (3) 品質レベルによって違う不良ロスのムダとり | |
| (4) パレート図で問題を絞り込む | |
| (5) 要因の抽出と解析で犯人を捜す | |
| (6) 不良対策の実施と歯止め | |
| 5-3 バラツキ低減で最適品質とコストを実現する | |
| (1) ロットや順番を変えないで作る | |
| (2) 不良の出ない工程を作る | |
| (3) 工程能力指数CPとは何か | |
| (4) 良品の中にある材料のムダは大きい | |
| (5) 良品の中にあるムダをどのように減らすか | |
| (6) 不良の出ない製品を作る | |
| (7) 設計目標値をどこに置くか | |
| (8) バラツキのない製品ができたらコストは激減する | |
| 第6章 時間のムダはどれくらいあるか | |
| 6-1 どのような時間のムダがあるか | |
| (1) どれだけの時間のムダがあるか | |
| (2) 人と設備生産性を一体的に見えるようにする | |
| (3) 標準時間を使うと実施効率のムダが見える | |
| (4) 生産性週報からアクションを読み取る | |
| (5) 時間のムダとりをコストダウンにつなげる | |
| (6) どの作業まで標準時間に入っているか | |
| 6-2 時間のムダはどこまで低減できるか | |
| (1) 加工費はどこまで改善できるか | |
| (2) 加工、変形、変質を伴う作業とは何か | |
| (3) 機能分析は直接時間研究またはワークサンプリングで | |
| (4) 基本機能だけでできる作業がベスト | |
| (5) 代表的な補助機能の段取りのムダ | |
| 6-3 生産方式によってムダ時間が違う | |
| (1) 干渉□スによるムダをとる | |
| (2) 人のバランスロスによるムダをとる | |
| (3) セル生産は人のバランスロスがない | |
| (4) 設備のバランスロスによるムダをとる | |
| (5) セル生産方式の改善点 | |
| (6) 歩行のムダをとる | |
| (7) 歩行回数を少なく、歩行距離を短くする | |
| (8) サイクルタイムが短すぎるラインはムダが多い | |
| 第7章 時間のムダを改善する | |
| 7-1 工程のつなぎ方の改善原則 | |
| (1) 一工程完結の原則→取置・運搬・歩行ロス | |
| ■ 部品の機械加工が1工程に | |
| ■ 工具交換のムダを廃止して1工程に | |
| ■ 取り置きの少ない工具 | |
| (2) 量的分業優先の原則→取置・運搬・歩行ロス | |
| ■ 1人15分までの作業量に拡大 | |
| (3) 同一加工部位集約の原則→取置・運搬・歩行ロス | |
| (4) 一生産要素移動の原則→取置・運搬・歩行ロス | |
| (5) 変化は後工程の原則→段取りロス | |
| 7-2 人と設備をつなぐときの改善原則 | |
| (1) 人ネックの原則→バラツキ緩衝 | |
| (2) バラツキ緩衝の原則→バラツキ緩衝 | |
| ■ 設備は強制コンベヤ、人はフリーフローでつなぐ | |
| (3) 作業ペース円滑化の原則→バラツキ緩衝 | |
| ■ 自動改札機をスムースに通るには | |
| (4) タイミングフリーの原則→バラツキ緩衝 | |
| (5) オンライン・オフラインの原則→バラツキ緩衝 | |
| 7-3 設備と設備をつなぐときの改善原則 | |
| (1) 適正ライン長の原則→運搬ロス | |
| (2) 直線ラインの原則→運搬ロス、チョコ停ロス | |
| (3) 残り手扱い最小の原則→運搬ロス、チョコ停ロス | |
| ■ 次工程には形を崩さずにつないでいく | |
| (4) 最短移動の原則→運搬ロス | |
| (5) ロット不変の原則→運搬ロス、バラツキ緩衝 | |
| 第8章 時間のムダを管理する | |
| 8-1 標準作業方法・標準時間とは何か | |
| (1) 標準作業方法はどのようにして決まるか | |
| (2) 管理・監督者の管理責任による稼働ロス時間のムダ | |
| (3) 作業員責任による作業ロス時間のムダ | |
| 8-2 標準作業方法が守られないムダ | |
| (1) 設備は有効利用されているか | |
| (2) 設備を有効利用するには | |
| (3) 機械スピードは上げられる | |
| (4) 現在の機械スピードは最速か | |
| (5) 標準配置人員を守っているか | |
| (6) 標準作業手順を守っているか | |
| 8-3 作業ペースが遅いことによるムダ | |
| (1) 作業ペースのバラツキ | |
| (2) 作業ペースの構成要素 | |
| (3) 動作と速さは表裏一体 | |
| (4) 動作経済の原則がある | |
| (5) 動作のムダをとる | |
| (6) 立ち作業は有効か | |
| (7) 不慣れ・技量不足によるムダをとる | |
| (8) 努力不足によるムダをとる | |
| 第9章 経費と在庫のムダをとる | |
| 9-1 エネルギーのムダをとる | |
| (1) 経費・エネルギーのムダを見えるようにする | |
| (2) 安いエネルギーを選ぶ | |
| (3) 温度差を少なくしてエネルギーのムダをとる | |
| (4) 質量を少なくしてエネルギーのムダをとる | |
| (5) 比熱を少なくしてエネルギーのムダをとる | |
| (6) 比熱を利用したエネルギーの改善 | |
| 9-2 経費のムダをとる | |
| (1) 郵便料金のムダをとる | |
| (2) 固定経費を削減してムダをとる | |
| (3) 固定経費を変動費化してムダをとる | |
| 9-3 在庫のムダをとる | |
| (1) カンバンは欠品防止の手法 | |
| (2) 在庫低減の本当のねらいは何か | |
| (3) 最適在庫・最適ロットはどれくらいか | |
| (4) 層別管理で在庫のムダをとる | |
| (5) ムダとり改善の実践は見える化から | |
| (6) アクションミーティングでムダとりを管理 | |
| (7) ムダとり定着化のやり方 | |